圧縮比とは?

圧縮比とは、エンジンは、シリンダーに空気と混合した燃料を吸い込んだ後、この混合燃料の気体を一度、圧縮し気体の密度を高めた後に着火し燃焼(爆発)させます。この燃焼前にどれだけ圧縮させているかを表す数値が圧縮比となります。この圧縮比は、自動車のカタログにもエンジンスペックの欄に表示されている数値で、数値が高ければ、燃焼(爆発)の効率が上がりますが、高すぎてもエンジンへの負担が大きくなり、エンジンそれぞれに適した数値で設計されています。

エンジン圧縮比の説明
圧縮比の計算方法
圧縮比は、どのように計算されるかというと、エンジンのシリンダー内には、ピストンがあり、右の図を例にすると、ピストンが下死点にある時のシリンダー内の容積からピストンが上死点にある時のシリンダー内の容積を引いたものが、排気量(右図の黄色い部分が最大のときの容積)といいます。ピストンが上死点に到達した状態で空いている空間(右図の赤色の部分)を燃焼室といいます。シリンダー内に燃料を吸入する時、ピストンは、下死点迄下がり、圧縮時に上死点迄上がります。つまり圧縮前の燃料は、右の図の黄色と赤色で示された部分に充満し、圧縮後は、赤色で示された部分の容積になり、圧縮比を計算する場合は、下記のようになります。

(赤色の部分の容積+黄色の部分の容積) ÷ 赤色部分の容積 = 圧縮比 

上記の計算式にあてはめて計算すると例えば、4気筒1600ccのエンジンで燃焼室の容量が50ccの場合、1気筒当たりの排気量は、400ccで燃焼室と合わせると450cc。これを燃焼室の容量50ccで割り算すると、9という数値になり、圧縮比は、9になります。


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