燃費(燃料消費率)とは?

燃費とは、燃料消費率の略で、自動車等の場合は、ガソリン・軽油などの燃料を1リットル使用するにあたり、どれだけの距離を走行できるか?を表す数値で単位には、「km/L」を用いて表示します。自動車のカタログなどに表示される燃費は、国土交通省により定められた「10・15モード燃費」や「JC08モード燃費」という計測方法で計測される。
※10・15モード燃費についての詳細は、こちらをご覧下さい。
※JC08モード燃費についての詳細は、こちらをご覧下さい。

燃費の計測方法
日常で燃費を計測するには、事前に燃料を満タンにし、オドメーターを0(ゼロ)に戻します。この状態から計測を開始し、次回の給油時にオドメーターが示す距離(km)を給油量(L)で割ることにより、1リッターあたりの走行距離が算出でき、実際の燃費を確認することができます。カタログ等に掲載されている「10・15モード燃費」や「JC08モード燃費」は、上記のような実際の走行ではなく、それぞれの規定で抵抗を加えられたシャーシダイナモ上で燃費が測定されています。

燃費向上の為の運転方法
燃費を向上させるには、いろいろな方法がありますが、手っ取り早く取り掛かれるのは、運転方法の改善で、できる限り「急」のつく運転をしないということ、急な加速をせず、ゆっくりとアクセルを踏むことによって、無駄な燃料を使わずに済みます。また信号などで停止する場合も、できるだけ早い段階でアクセルをOFFにして、ゆっくりと減速することにより、燃費向上につながります。長い下り坂などでは、ニュートラルにして、アクセルから足を離したり、停車時は、エンジンを停止するなどする方も居られます。

燃費向上の為にできること
燃費を向上させるには、運転方法の他にも、できることは数多くあります。タイヤは、空気圧が下がると燃費に影響するので、小まめに空気圧をチェックしたり、エアコン等の電装品は、出来るだけ使用しない。タイヤやホイールを購入する際に出来るだけ細いものにして、軸下重量を軽くする。普段使用しないものは、車に積まない。キャリヤやルーフボックスを使用しないときは外しておく。などなど、軽量化や抵抗を軽減することが燃費向上への近道になります。

燃費と航続距離の関係
航続距離とは、一度の燃料給油で走行可能な距離をいいます。必然的に燃費が良く、燃料をたくさん積んでいれば、航続距離は長くなるのですが、F1レースなどを見ていると、燃料自体の重さも考慮され、給油を数回に分ける場合があります。極端な話をすれば、一般の自動車でも、燃料タンクに60リットルの燃料を積んだ状態と、5リットルの燃料を積んだ状態では、自動車に積載されている重量は40kg以上の差が生じます。燃費の数値的には、微々たるものかもしれませんが、小まめに給油したほうが航続距離は短くなりますが、燃費は、向上されると思われます。

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