総排気量とは?
総排気量とは、一般的に自動車等のエンジンの大きさを表すのに使用され、自動車登録時の区分や自動車税の料率を区分する時も用いられています。
排気量は、どの部分の大きさか?
エンジンの排気量は、そのエンジンを構成しているシリンダー(燃焼気筒)内の容積でシリンダー内でピストンが下死点にあるときのシリンダー内の容積から、ピストンが上死点にあるときのシリンダー内の容積を差し引いた容積を排気量とし、これにシリンダーの数(4気筒の場合は4)を掛けた数値が総排気量になります。
シリンダー(気筒)
シリンダーとは、エンジン(内燃機関)の燃焼室を指し、この中で燃料を燃焼しその圧力を動力に変換している。自動車に使用されているエンジンは、複数のシリンダーによって構成されています。
シリンダー(気筒)の数と排気量の関係
シリンダーの数は、一般的にその数が多いほど、エンジン音は静かで回転が滑らかとされています。理屈的には、同じ排気量のエンジンの場合、4気筒と6気筒では、1気筒当たりの排気量は、後者の方が小さく、気筒の数が多い場合は、それだけ小さな爆発を数多く起こし滑らかにエンジンの軸を廻しているということが言える。
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